インプラントと入れ歯はどちらがいいの?メリットや費用などを比較!

インプラントと入れ歯はどちらがいいの?メリットや費用などを比較!

こんにちは。千葉県流山市にある歯医者「ABC歯科クリニック」です。

  • インプラントと入れ歯はどちらがいいの?メリットや費用などを比較!

インプラントと入れ歯はどちらがいいのか、知りたいと悩んでいませんか。

この記事では「インプラントと入れ歯のメリット・デメリット」について紹介します。インプラントと入れ歯は、どちらの治療も費用や手術の有無などに違いがありますので、ご自身の要望に合っている治療方法を選ぶようにしましょう。ほかにも「インプラントと入れ歯の違い」や「インプラント・入れ歯がおすすめの人」についても解説します。

 

インプラントとは

インプラントとは、顎の骨に生体親和性の高いチタンでできた人工歯根を埋め込む治療方法です。

顎の骨に埋める部分である人工歯根(インプラント体)の上に、義歯との連結部分になる部品のアバットメントを取り付けて、義歯を被せます。メンテナンスをしっかりとすれば、10年以上使用できる特徴もあります。

 

インプラントのメリット

インプラントのメリットは、以下が挙げられます。

・しっかりと強く噛める

・歯応えのある食べ物の食感が楽しめる

・左右でバランスよく噛める

・隣の歯を削る必要がない

・取り外す必要がない

・審美性が高い

・発音が安定する

・天然の歯にかかる負担が減る

・インプラント自体は虫歯にならない

インプラントは、顎の骨にしっかりと固定されているので、天然の歯と同様にしっかりと噛むことができ、顎の骨が痩せてしまうのを予防できます。外れてしまう心配がないので、ふだん通りに発音することが可能です。

また、義歯にはジルコニアやセラミックなどが使用されています。天然の歯と同じ見た目になるので、非常に審美性が高いです。

 

インプラントのデメリット

インプラントのデメリットについては、以下が挙げられます。

・治療期間が長い

・メンテナンスが必要である

・治療費用が高額である

・痛み、腫れ、出血、合併症の可能性がある

・食べ物が詰まりやすくなる可能性がある

・インプラントが抜け落ちてしまうリスクがある

インプラント治療は保険適用外なので、治療費が高額になりますな。治療期間についても、インプラントを顎の骨にしっかりと固定させる必要があるので、最低でも3か月以上は治療期間が必要です。

また、天然の歯に比べて細菌への感染に弱いので、インプラント周囲炎になってしまうリスクが高くなってしまうというデメリットもあります。

 

入れ歯とは?

 

入れ歯とは、失った天然の歯を補う人工歯のことを指します。

入れ歯は、総入れ歯と部分入れ歯に大きく分けられます。

総入れ歯は、全ての歯を失った場合に使用される取り外し式の入れ歯のことです。従来では違和感があり、喋りにくくなるというイメージがありますが、現在の入れ歯は精巧なものが多く、ほぼ違和感がなく装着することが可能です。

部分入れ歯は、歯を失った一部分に使用する入れ歯で、残っている歯にバネをかけて固定します。

 

入れ歯のメリット

入れ歯のメリットは、以下のとおりです。

・保険適用で治療費が安い

・治療期間が比較的短期間である

・複数本失った場合でも、一つの入れ歯で対応できる

・取り外し可能で洗いやすい

適応範囲が広い入れ歯は保険が適用され、治療費が安く済むので、気軽に治療を受けることが可能です。取り外し可能なので、お手入れがしやすいのはもちろん、装着時に違和感があれば、調整や修理がしやすいというメリットも挙げられます。

 

入れ歯のデメリット

入れ歯のデメリットは、以下のとおりです。

・硬いものが食べづらい

・食べかすが挟まりやすい

・手入れに手間がかかる

・見た目がよくない

・違和感がでやすい

・ズレたり外れたりすることがある

冷たさや熱さを感じにくい入れ歯は、取り外しが可能ですが、隙間に食べかすが挟まりやすくズレやすいため、ストレスを感じやすいでしょう。また、硬いものが食べにくく、冷たさや熱さを感じにくいので、食事そのものの味わいにも悪影響がでてしまうリスクがあります。

さらに、食事や会話中に入れ歯が不意に外れてしまうこともデメリットといえるでしょう。

インプラントと入れ歯の違い

  • インプラントと入れ歯はどちらがいいの?メリットや費用などを比較!

インプラントと入れ歯の違いを表にまとめてみました。

項目 インプラント 入れ歯
費用 高い 保険適用の場合は安い
治療期間 3〜6か月 1〜2か月
公的保険 保険適用外 保険適用
手術 あり なし
違和感 少ない ある
噛む力 強い 弱い
寿命 10年以上 3〜5年
メンテナンス

食後のブラッシング

定期メンテナンス

入れ歯洗浄剤

食後のブラッシング

審美性 高い 低い
天然の歯への影響 低い 部分入れ歯の場合は高い

インプラントと入れ歯の大きな違いは、治療費の違いです。入れ歯は保険が適用されるので治療費が安いですが、インプラントは保険適用外のため治療費が高額になってしまいます。また、入れ歯は治療期間が短く手軽に治療を受けられますが、インプラントに比べて、噛む力や審美性が低い特徴が挙げられます。

このように、インプラントと入れ歯によって特徴が大きく異なるので、ご自身の希望や生活環境に合った治療方法を選ぶようにしましょう。

 

インプラントがおすすめの人

インプラントがおすすめの人の特徴としては、以下が挙げられます。

・できる限り歯を残したい人

・見た目が気になる人

・入れ歯やブリッジに違和感がある人

・顎の骨が弱くなるのを防ぎたい人

・入れ歯を洗うのが面倒な人

それぞれ詳しく解説します。

 

できる限り歯を残したい人

インプラント治療は、できる限り天然の歯を残したいという人におすすめです。

ブリッジで失った部分の歯をカバーする場合には、両隣の歯を削ってセラミッククラウンを被せる必要があります。部分入れ歯にする際にも、金属で両隣の歯を固定する必要があるので、歯に悪影響を与えてしまうリスクが高くなります。

しかし、インプラントは顎の骨に固定されており、歯が独立されているので、周囲の天然の歯に悪影響を与える心配はありません。

 

見た目が気になる人

インプラントは顎の骨に人工歯根を埋め込んで、その上にセラミックやジルコニアなどの天然の歯に近い人工歯を装着するので、非常に審美性が高い特徴があります。実際に、ブリッジや入れ歯に比べると、歯肉から歯が生えているように見えて、自然な仕上りが可能です。

また、インプラントは発音への影響が少ないメリットもあるので、ふだん人前に立つことが多い方におすすめの治療法といえるでしょう。

 

入れ歯やブリッジに違和感がある人

インプラントは顎の骨に直接埋め込んでいるので、入れ歯やブリッジに比べて、違和感が少なく着用することができます。

入れ歯やブリッジは、歯茎の上に人工歯が被さっている状態になるので、違和感を感じてしまう方が多くいます。さらに、入れ歯やブリッジは、歯が欠損した部分の骨が吸収されてしまうので、噛み合わせや歯並びが変わってしまい、定期的に新調する必要があるでしょう。

しかし、インプラントであれば、顎の骨に直接力を伝えられるので、噛み合わせや歯並びなどの変化が少ないです。

 

顎の骨が弱くなるのを防ぎたい人

インプラントは顎の骨に直接埋め込んでいるので、顎の骨に力が伝わりやすく、顎の骨が弱くなるのを防ぐことができます。

入れ歯は顎の骨に力を伝えることができないので、顎の骨が徐々に弱くなってしまい、周りの健康な歯にも悪影響がでてしまう可能性があります。年齢が若い方であれば、入れ歯よりもインプラントのほうが将来的に顎の骨に関するトラブルの予防にもつながるため、おすすめといえるでしょう。

 

入れ歯を洗うのが面倒な人

「入れ歯は、毎日取り外して洗う必要があり面倒くさい」と思っている方は、インプラントがおすすめです。

入れ歯のお手入れをサボってしまうと、入れ歯と歯茎の間に食べかすや歯垢などが挟まってしまい、口臭の原因にもなってしまいます。

インプラントであれば、天然の歯と同様に、歯磨きを行うだけです。歯は一生付き合っていくものだからこそ、お手入れ方法も非常に重要といえるでしょう。

 

入れ歯がおすすめの人

入れ歯がおすすめの人の特徴としては、以下が挙げられます。

治療費が高くてインプラントができない人

・治療を早く終わらせたい人

・顎の骨が足りない人

それぞれ詳しく解説します。

 

治療費が高くてインプラントができない人

治療費が高くてインプラントができない人は、入れ歯がおすすめです。

インプラントは保険適用外なので、1本あたり費用相場は3040万円です。

入れ歯であれば、保険適用の3割負担で11.5万円程度で治療が可能です。入れ歯よりもインプラントの治療を受けたいと思っている人は、費用を貯めるまで入れ歯で代用する方法もよいでしょう。

 

治療を早く終わらせたい人

入れ歯は、最短1か月で治療を終わらせることができるので、少しでも早く治療を早く終わらせたい人におすすめです。

インプラント治療は、顎の骨にインプラント体を固定する必要があるため、最低でも3か月の治療期間が必要です。

「目立たない部分の歯を失ったので入れ歯でもよい」「仕事が忙しいので、なるべく早く治療を終わらせたい」と思っている方も少なくありません。

しかし、一人ひとりの歯の状態によって治療期間は異なります。あらかじめ担当医にどのくらいの治療期間が必要か相談しておきましょう。

 

顎の骨が足りない人

顎の骨が足りない人は、インプラントの治療を受けられないため、入れ歯がおすすめです。

インプラント治療は人工歯根を顎の骨に埋め込むため、顎の骨に一定の厚みが必要です。顎の骨を増やす特別な治療を行うことができますが、手間と費用が多くかかってしまうので、あらかじめ注意が必要です。

まとめ

  • インプラントと入れ歯はどちらがいいの?メリットや費用などを比較!

今回は、インプラントと入れ歯はどちらがいいのか知りたいという方に向けて、インプラントと入れ歯のメリット・デメリットやインプラント・入れ歯がおすすめの人を紹介しました。

インプラントと入れ歯は、どちらの治療も費用や手術の有無などに違いがあるため、ご自身の要望や生活環境に合っている治療方法を選ぶようにしましょう。今回の記事を参考に、インプラントか入れ歯のどちらが自分に合っている治療か確認してみてください。

インプラントや入れ歯治療を検討中の方は、千葉県流山市にある歯医者「ABC歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

 

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